
もっち
大手SIerに18年勤務。オンプレ・クラウド計200台規模の大規模インフラ(10システム)を統括する現役のサービスマネージャーです。
システム運用・インフラ技術、マインドセット、キャリア戦略など、現場で役立つ情報を若手エンジニアへ向けて発信中。


もっち
大手SIerに18年勤務。オンプレ・クラウド計200台規模の大規模インフラ(10システム)を統括する現役のサービスマネージャーです。
システム運用・インフラ技術、マインドセット、キャリア戦略など、現場で役立つ情報を若手エンジニアへ向けて発信中。
「夕方になると目が奥からズキズキする」「画面が眩しくて集中が続かない」……そんな悩みを抱えていませんか?
疲れ目対策として「ブルーライトカットメガネ」や「目薬」を検討する前に、まず見直すべきはパソコンの「基本設定」です。
1日10時間以上、時には深夜まで200台規模のサーバー群を管理するインフラエンジニアにとって、画面を黒基調にする「ダークモード」は、単なる好みではありません。長くパフォーマンスを維持するための、必須の「防衛策」なのです。
今回は、初心者が真っ先に設定すべき「目に優しい環境構築」について、現場の視点で解説します。
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なぜ、プロのエンジニアは画面を黒くしたがるのか。それには科学的・実務的な3つの理由があります。
白い背景は、言わば「小さな電球をずっと見つめている」のと同じ状態と言えます。背景を黒(ダーク)にすることで、目に入る光の量が劇的に減り、それにより夕方の「目の奥の痛み」や「かすみ」を大幅に軽減することができます。
白い背景から常に強い光が出ることで、文字以外の余白部分へも意識が向かってしまい、視界が散漫になりがちです。ダークモードにすると必要な「文字(情報)」だけが浮かび上がって見えるため、余計な刺激に惑わされず、作業に没入しやすくなります。
最近のPCに多い「有機ELディスプレイ」は、黒を表示する際に素子を消灯するため、消費電力を抑えられます。外出先での作業が多い方には嬉しいメリットです。
ただし、通常の液晶ディスプレイではあまり省電力効果はありませんので、ご注意ください。画面の後ろに「バックライト」があり、画面が黒く見えていても、背後のバックライトは常に点灯し続けているためです。
公平を期すために、あえてデメリットもお伝えします。
これらに当てはまる場合は、無理に全てを黒にせず、自分に合った「グレー基調」などを探るのが正解です。
まずはOS全体をダークモードに切り替えましょう。これだけでエクスプローラー(フォルダ)や設定画面が黒基調になります。
OSをダークにしても、ブラウザ(ChromeやEdge)やTeamsなどが真っ白だと、切り替えた瞬間の「明暗差」で目がダメージを受けます。
「すべての画面から白を追放する」。これが、疲れを溜めない環境づくりのコツです。
また、Androidなどのスマホも設定画面からダークモードに変更できます。試してみてください。一日の終わりの身体の軽さが、驚くほど変わるはずですよ。
インフラエンジニアだけでなく、すべてのデスクワーカーにとって、パソコンはただの道具ではなく、戦場である仕事において、頼れる武器のひとつです。プロとして「疲れてから休む」という考え方ではなく、「最初から疲れない環境を作る」。これこそがプロとしての正しい姿勢です。
まずは今回紹介した設定を試してみてください。ここから一歩ずつ、あなた専用の頼れる「武器」を調整して、ともに仕事という戦場を戦い抜きましょう。
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