パソコン初心者必見! 5分で試せるITエンジニアによる初期設定の勘所3点

もっち

  • 関東大手SIer勤務
  • 10システム、仮想サーバ約200台の基幹系システムが稼働する仮想化基盤のインフラ運用リーダー

以下3点について、ブログで役立つ情報を発信

  1. インフラ技術・システム運用
  2. キャリア・マネジメント
  3. エンジニア実務・仕事術

今日から新社会人・大学生、あるいは新しい職場に出勤する日という方、新しく支給されたパソコンを前にまずは何を設定したらいいかと戸惑うことはないでしょうか。
「とりあえずマニュアルを見て設定しておいて」と、渡された設定マニュアルの通り、一連のパソコン設定を済ませ、その最初の設定のまま、仕事を始めていませんか?

今回は、インフラエンジニアとしておよそ200台近くのサーバを日々運用する私が、そのようにパソコンの設定に詳しくない方に向けて、新しくパソコンを支給されたり購入した時に、5分だけでも時間を割いて実施しておくと今後の作業効率がグッと上がるパソコン設定の勘所3点をお届けします。

この記事の想定読者

  • パソコンに普段あまり触れていない
  • 初めてパソコンを渡された
  • とりあえず初期設定で作業している

この記事を読むことでのメリット

  • 5分の設定でその後の作業効率アップ
目次

パソコン初心者のちょっと上を行く「表示」設定

パソコンの設定でまずやるべきことは「見た目」の改善です。以下の3つのちょっとした表示方法の工夫をすることで、操作の間違いが減り、作業効率をアップさせる事ができます。

「ファイル拡張子」を常に表示させる

通常、Windowsの初期状態では「.docx」や「.pdf」といった、ファイル名の最後尾にファイルの種類を示す拡張子と呼ばれる値が非表示の設定にされています。
基本的に、ITエンジニアなどのプロの現場では拡張子を表示させる設定とすることが多いです。

【設定手順】
① エクスプローラー(フォルダ)を開きます。
② 上部にある [表示] をクリックします。
③ [表示] > [ファイル名拡張子] にチェックを入れます。

なぜやるのか? 一番の理由は「セキュリティ」です。一見PDFファイルに見えても、実は「資料.pdf.exe」というウイルスプログラムだった、という手口があります。拡張子を隠していると、最後の「.exe」が見えず、うっかりクリックしてしまうリスクがあるのです。

ファイルの拡張子についてもう少し詳しく知りたい方は以下の記事もチェックしてみてください。

タスクバーのボタンを「結合しない」

標準設定では、同じアプリ(Excelを複数枚など)を開くと、タスクバー上で一つにまとめられてしまいます。これを解除して、開いているファイルをすべて並べて表示するようにします。

これらの設定は1つ目の拡張子の設定と比較して、プロの現場でもやらない人も多いですが、ファイルが開いていたことを忘れてパソコンをシャットダウンさせたり、すでに開いているファイルを何度も開いたりすることを防ぐために、実施しておくと良いと思います。

【設定手順】
① タスクバーの何もないところを右クリックし、[タスクバーの設定] を開きます。
② 下の方にある [タスクバーの動作] をクリックしてメニューを広げます。
③ [タスクバーのボタンをまとめ、ラベルを非表示にする] を [なし] に変更します。

なぜやるのか? 「情報の見落とし」と「切り替え時間の無駄」を防ぐためです。ボタンがまとまっていると、現在どのファイルを作業中なのかがパッと見てわからず、探すたびにクリックが必要になってしまいます。

ファイルの表示形式を「詳細」にする

エクスプローラーでファイルを開いたとき、大きなアイコンが並んでいる「大アイコン」表示になっていませんか?プロの現場では、「詳細」表示に切り替えて利用することが多いです。

【設定手順】
① エクスプローラーの上部にある [表示] をクリックします。
② レイアウトの一覧から [詳細] を選択します。

なぜやるのか? アイコンが並んでいるだけでは、そのファイルが「いつ作られたのか(更新日時)」や「どのくらいのサイズなのか」がわかりません。
「最新のファイルはどれ?」と探すとき、詳細表示なら「更新日時」をクリックするだけで新しい順に並び替えられます。また、不自然にサイズが大きいファイルを見つけてミスや不具合に気づくこともあります。データは「絵」ではなく「数値」で管理するものなのです。

フォルダやファイルがぐちゃくちゃで困っている方、整理術が知りたい方は以下の記事もチェックしてみてください。

まとめ:設定一つで「仕事の正確性」は変えられる

今回はパソコン初心者があまりやらない、少し上の表示設定について解説しました。

  • 拡張子の表示: 「中身がわからないファイル」をなくし、セキュリティリスクを排除する。
  • タスクバーの結合解除: 「今、何を開いているか」を可視化し、作業の取り違えを防ぐ。
  • 詳細表示の徹底: 「名前」だけでなく「更新日時」や「サイズ」で、客観的なデータ管理を行う。

プロは「自分の感覚」よりも「仕組み」を信じる

私はインフラエンジニアとして多くの現場を経験してきましたが、仕事ができる人ほど、自分の記憶力や注意力を過信しません。代わりに、「ミスが起きない仕組み」を作ることに全力を注いでいます。

今回紹介した設定は、些細な違いかもしれません。しかし、こうした小さな「表示の工夫」の積み重ねが、大きなトラブルを未然に防ぎ、周囲からの「あの人は仕事が正確だ」という信頼につながっていくのです。

パソコンは、あなたの仕事を支える大切なパートナーです。 まずは今回紹介した設定で、ミスが起きにくい「あなた専用の環境」を一歩ずつ構築していってください。それこそが、今後プロとして信頼を積み上げる第一歩目となるのです。


パソコンの設定だけでなく、タスクの整理術や「課題の分離」という考え方も理解することで、同僚と差をつけましょう。以下の記事もチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

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