【最新版】未経験からCCNAに独学合格する勉強法|難易度・150時間のロードマップ

「未経験からインフラエンジニアを目指したいけれど、CCNAって難易度が高いのかな?」
「独学で合格するには、どれくらいの勉強時間が必要なんだろう?」
インフラエンジニアへの転職やキャリアアップを目指す際、最初に目標となるのがCisco社の認定資格「CCNA(Cisco Certified Network Associate)」です。
結論からお伝えすると、完全な未経験からでも約150〜200時間(2〜3ヶ月)の学習期間があれば、独学で一発合格することは十分可能です。
さらに、CCNAで学ぶ知識は単なる資格試験用の暗記にとどまりません。実際に現場でオンプレミスやクラウド環境を設計・構築する際にも、そのまま「エンジニアの共通言語」として直結する実践的な技術ばかりです。
この記事では、CCNAの最新難易度や必要な学習時間、効率的な独学ステップに加え、現役エンジニアが実務でCCNAの知識をどう活かしているのかというリアルな体験談まで詳しく解説します。
CCNAの難易度と試験概要【最新情報】
📌 3秒でわかる「CCNA難易度」まとめ
- 難易度: IT資格の中では中級レベル(ITパスポートや基本情報よりネットワーク専門性が高い)
- 合格ライン: 非公開(推定1000点満点中800〜850点程度、正答率8割前後が目安)
- 特徴: 単なる暗記では太刀打ちできず、コマンド理解や設定思考力が問われる
CCNA(試験番号:200-301)は、ネットワーク業界の最大手メーカーであるCisco社が主催するエントリー〜中級レベルのベンダー資格です。
まずは、他のIT資格との難易度比較や、未経験者が難しく感じる理由を押さえておきましょう。
他資格(ITパスポート・基本情報)との難易度比較
インフラエンジニアを目指す際によく比較される主要IT資格と、CCNAの位置付けは以下の通りです。
| 資格名 | 難易度 | 主な対象・特徴 | 学習時間の目安 |
| ITパスポート | ★☆☆☆☆ | IT全般の基礎知識(非IT層向け入門) | 30〜50時間 |
| 基本情報技術者 | ★★☆☆☆ | IT全般(プログラミング・経営・セキュリティ等) | 100〜200時間 |
| LPIC-1 | ★★☆☆☆ | Linux OS・サーバーの基礎・操作 | 80〜120時間 |
| CCNA | ★★☆☆☆ | ネットワーク分野の専門知識・機器設定 | 150〜200時間 |
インフラエンジニアに関連する資格全体の位置付けや全体像を確認したい方は、インフラエンジニアのおすすめ資格一覧の記事も参考にしてみてください。

💡「基本情報技術者」と「CCNA」はどっちが難しい?(難易度の違い)
結論から言うと、一般的に基本情報技術者試験とCCNAの難易度レベルは「ほぼ同等(ITスキル標準レベル2相当)」です。学習時間もどちらも100〜200時間程度と、大きな差はありません。
ただし、「難しさの性質」が大きく異なります。
- 基本情報技術者:『広く浅く』型プログラミング、アルゴリズム、データベース、経営戦略、セキュリティなど、IT全般の幅広い知識が問われます。「文系・未経験者にはロジックや計算、プログラミング分野が壁になりやすい」のが特徴です。
- CCNA / LPIC-1:『特定分野の深掘り』型CCNAはネットワーク、LPIC-1はLinux OSという特定のインフラ技術を深く掘り下げます。丸暗記ではなく「構成図を読み解く力」や「機器にコマンドを打つ実務思考」が問われるため、「未経験でネットワーク概念のイメージが湧かない人にはCCNAの方が難しく感じられる」ケースが多いです。
「IT全般の基礎を万遍なく固めたいなら基本情報」、「インフラエンジニアとして即戦力となる専門スキルを身につけたいならCCNAやLPIC」という選び方がおすすめです。
合格率は非公開だが「難易度が高め」と言われる3つの理由
Cisco社はCCNAの正確な合格率を公表していませんが、一般的には60%〜70%程度と言われています。ただし、誰でも受かる試験ではなく、以下の3つの理由から「難易度が高め」と評されます。
- 出題範囲の広さとアップデートIPルータやスイッチの基本だけでなく、現在では無線LAN、セキュリティ、さらには自動化(PythonやREST APIの基礎)まで幅広く出題されます。
- 丸暗記が効かない「コマンド操作・トポロジ読解」単純な用語選択問題だけでなく、ネットワーク構成図(トポロジ)を見て「どの機器にどんな設定コマンドを入れるべきか」を問うシミュレーション問題が出題されます。
- Cisco特有の翻訳表現(通称:Cisco語)英語の試験問題を直訳したような独特の日本語表現が多く、問題文の意味を正しく読み取る慣れが必要です。
未経験者が挫折しやすい「最初の壁」とは?
未経験者が最も挫折しやすいのが、「OSI参照モデル」「IPアドレスのサブネット計算」という概念理解のステップです。
目に見えないデータ伝送の仕組みを頭の中でイメージする必要があるため、最初は「何のことを言っているのかさっぱり分からない」と感じがちです。
しかし、この最初の壁を越えて実機シミュレーションを触り始めると、パズルがハマるように理解が深まっていきます。
💡 独学に不安を感じたら
「概念理解でつまずきそう…」と感じる方は、無理に独学だけにこだわらず、e-learningなどオンライン動画で、プロの手を借りるのも手です。
オンライン動画では、Udemy「【ウズカレ式】『CCNA最短合格講義』の著者直伝!1週間でネットワークの基本知識が全て学べる講座<CCNA試験完全対応>」がオススメです。
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【未経験向け】CCNA合格に必要な学習時間の目安とスケジュール
📌 【結論】CCNA合格に必要な学習時間の目安
- 完全未経験者: 150〜200時間(1日2時間で約2.5〜3ヶ月)
- IT基礎知識あり: 100〜150時間(約1.5〜2ヶ月)
- 実務経験者(運用保守等): 60〜100時間(約1ヶ月)
合格に必要な学習時間は「150〜200時間」
完全未経験からCCNAを目指す場合の学習時間は、150〜200時間が一般的な目安です。
- 平日:1.5〜2時間(通勤時間+帰宅後)
- 休日:3〜4時間(集中して問題演習やハンズオン)
このペースを維持できれば、約2.5ヶ月〜3ヶ月で合格ラインに到達できます。
挫折しないためのフェーズ別時間配分
未経験者が途中で挫折しないためには、学習の「時間配分」が非常に重要です。
- インプット(教材・動画閲覧):3割(約40〜50時間)
- 問題演習(Web問題集):5割(約80〜100時間)
- ハンズオン・実機操作:2割(約30〜40時間)
ありがちな失敗パターンは「参考書を完璧に理解しようとしてインプットに8割の時間を費やしてしまうこと」です。教科書は6割程度の理解で早めに切り上げ、問題演習を解きながら理解を深めるスタンスが最も効率的です。
【独学】CCNAに一発合格する効率的な勉強方法・3ステップ
未経験から独学で一発合格するための具体的な3ステップを開設します。
STEP 1:おすすめ参考書(白本)で基礎固め(目安:40時間)
まずはネットワークの全体像と用語を頭に入れます。文章だけで理解しにくい部分は、動画講座を活用するとイメージが一気に湧きやすくなります。
- おすすめ参考書: 通称「白本」と呼ばれる『シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集』
以下は、模擬試験2回分付きのテキストです。
未経験者の方で、上記のテキストでは難しすぎると感じたら、以下の書籍にて基礎を固めてからチャレンジすることをおすすめします。
STEP 2:定番サイト「Ping-t」で問題演習(目安:100時間)
基礎を一通り学んだら、CCNA受験者の必携Webサイト「Ping-t」を活用して問題を解きまくります。
ただ正解を選ぶだけでなく、「なぜ他の選択肢が間違いなのか」を自分の言葉で説明できるレベル(正答率90%以上・金メダル化)を目指してください。繰り返し解くことで、Cisco特有の問題文への耐性も身につきます。
Webよりも書籍による学習をしたい方は以下の問題集にてアウトプットの量を増やしましょう。
STEP 3:Packet Tracerでコマンドとシミュレーション対策(目安:40時間)
知識がついてきたら、Cisco社が無料で提供しているネットワークシミュレータソフト「Cisco Packet Tracer」をPCにインストールします。
画面上でルータやスイッチを配置し、IPアドレスを設定したり、CLIでshow ip routeやshow vlanなどのコマンドを打ち込む練習を行います。手を動かしてネットワークが導通した瞬間の感覚を掴むことで、本番のシミュレーション問題にも落ち着いて対応できるようになります。

【実例】CCNAの知識は実務でどう役立つ?(現役エンジニアのリアル)
「資格を取っても、実際の現場で役に立つの?」と疑問に思う方へ、現役エンジニアのリアルな実務体験をお話しします。
クラウド化が進んでも「社内ネットワーク機器」の設定知識は絶対に必要
近年はシステムをクラウド(AWSやAzureなど)上に構築する企業が増えていますが、「クラウド時代だからオンプレミスの知識やCCNAは不要」というのは大きな間違いです。
たとえシステム自体が100%クラウド上で動いていたとしても、それが社内システムである以上、社員が安全にアクセスするための「自社内のネットワーク環境(拠点やオフィス)」とクラウドを接続しなければならないからです。
自社オフィス側のL2/L3スイッチやルータといったネットワーク機器の設定、VLANによるネットワーク分割、暗号化通信やセキュリティの設定など、社内ネットワーク機器を適切に構築・運用するための知識(=まさにCCNAの学習内容)がなければ、クラウドへ安全に接続することすらできません。
ハイブリッド構成はもちろん、クラウドのみの環境であっても、基盤となるオンプレ・オフィス側のネットワーク設計知識はエンジニアとして不可欠です。
特に現場で使ったCCNA 3大重要テーマ
私自身、オンプレミスとクラウドを跨ぐ設計構築や拠点間接続に携わった際、CCNAで学んだ以下の知識がそのまま骨格となりました。
- VLAN(Virtual LAN):社内ネットワークにおいて、部署や用途(業務端末用・クラウド接続用・ゲストWi-Fi用など)ごとに通信を論理的に分割する際に必須。
- STP(Spanning Tree Protocol):社内スイッチ同士のループ構成を防ぎ、障害発生時にも通信を途絶えさせない「冗長化」設計で利用。
- 動的ルーティング(OSPFなど):社内ネットワーク(L3スイッチ等)の経路制御や、クラウド接続用ルータとの経路情報の自動交換で活躍。
教科書で学んだ「VLAN」「STP」「動的ルーティング」の動作原理やコマンドは、そのまま現場の設計書を読み解き、実機に設定を投入するための強力な武器になります。
資格を取ったその先:未経験でも「会話ができるエンジニア」になれる
CCNAを取得していると、実務に入った初日から先輩エンジニアやクライアントが使っている専門用語(IPアドレスの割り当て、VLAN切り分け、デフォルトルートなど)を正確に理解できます。
「指示された言葉の意味が理解できる=スムーズに実務に入り、機器の設定変更にも焦らず対応できる」ため、未経験スタートであっても現場での信頼を獲得するスピードが圧倒的に早くなります。
独学に限界を感じた時の選択肢(スクール&転職支援)
CCNAは独学でも十分合格を狙える資格ですが、仕事や学業と両立しながらの学習に不安を感じる方もいるでしょう。
独学に向いている人・スクールを活用すべき人の違い
- 独学に向いている人
- 自分で学習スケジュールを管理し、毎日コツコツ継続できる人
- エラーが出た時にGoogle検索などで自力解決するのが苦にならない人
- ITスクールを活用すべき人
- 「2ヶ月以内に絶対合格して転職したい」など、期限が決まっている人
- 実機環境や質問できる講師が身近にいないと挫折しそうな人
- 資格取得だけでなく、受講後そのまま転職サポートを受けたい人
勉強開始時から転職エージェントに登録しておくべき理由
未経験からインフラエンジニアへの転職を目指す場合、合格を待つのではなく「CCNAの勉強を開始したタイミング」で転職エージェントに登録しておくことを強く推奨します。
- 「CCNA勉強中」でも評価されるIT業界では、未経験者の「意欲と行動力」を重視します。勉強を開始している段階でエージェントに登録し、学習状況をアピールすれば、すでにポテンシャル枠として選考に乗ることができます。
- モチベーション向上とスケジュール逆算実際の求人条件や面接時期を知ることで、「◯月までに合格すればこの採用枠に間に合う」という明確な目標ができ、学習効率が一気に上がります。
以下の記事は転職エージェント「ウズウズIT」の紹介記事です。ウズウズITの特徴として、自社スクールである「ウズウズカレッジ」のノウハウを活かした800本以上の動画教材(CCNA対策やネットワーク基礎等)を無料・特別価格で利用可能で、学習しながら転職活動が可能なところにあります。

まとめ:CCNAは未経験転職の最強のパスポート
CCNAは、未経験からインフラエンジニアを目指す人にとって「自分の熱量と基礎技術力を客観的に証明できる最強のパスポート」です。
- 必要学習時間: 未経験でも150〜200時間(2〜3ヶ月)で合格可能
- 合格へのコツ: インプットは早めに切り上げ、Ping-tとPacket Tracerでアウトプット重視
- 実務での価値: クラウド時代であっても社内ネットワーク環境の構築・接続にそのまま役立つ
まずは1冊の参考書を手に取ってみるか、Udemyの動画講座をチェックすることから、インフラエンジニアへの第一歩を踏み出してみましょう!
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