【最新版】未経験から基本情報技術者試験に独学合格する勉強法|難易度と150時間ロードマップ

「未経験からIT業界を目指したいけれど、基本情報技術者試験って難しいのかな?」
「インフラエンジニア志望でも基本情報技術者試験を受ける価値はある?」
「CCNAやLPICとどっちを先に取ればいいんだろう?」
ITエンジニアへの転職やキャリアアップを考えたとき、一番最初に名前が挙がる国家資格が「基本情報技術者試験(FE)」です。
結論からお伝えすると、完全未経験からでも約150〜200時間(2〜3ヶ月)の正しい勉強手順を踏めば、独学で一発合格することは十分可能です。
さらに、基本情報で学ぶ知識は単なる試験用の暗記にとどまりません。
将来インフラエンジニアとして現場に出た際、開発担当者やネットワーク担当者、さらには上位のマネージャー層とスムーズに会話するための「一生モノのIT共通言語」になります。
この記事では、新制度(CBT方式・科目A/科目B)に対応した基本情報技術者試験の最新難易度や勉強法に加え、現役インフラエンジニアの視点から見た「実務での活かし方」やCCNA・LPICとの優先順位まで分かりやすく解説します。
この記事の想定読者
- 完全未経験からインフラエンジニアを目指す転職希望者
- 独学での資格取得や学習継続に不安や限界を感じている人
- スピーディーにCCNA取得と転職を同時に成功させたい人
この記事を読むことでのメリット
- 自分に合った学習手順と独学での挫折を防ぐ対策がわかる
- ウズウズITを活用して効率よく内定を得る手順が理解できる
- 無料相談で解決できる悩みや具体的なサポート内容がわかる
基本情報技術者試験の難易度と試験概要【最新情報】
📌 3秒でわかる「基本情報技術者試験」概要・難易度
- 試験形式: CBT方式(最寄りの会場で通年受験可能)
- 試験構成: 科目A(知識・選択式60問/90分)+ 科目B(思考・長文20問/100分)
- 合格基準: 科目A・科目Bともに600点以上(1000点満点中)
- 難易度: ITスキル標準レベル2(ITパスポートの上位にあたる基本資格)
- 合格率: 約40%〜50%(通年受験化により受験しやすさがアップ)
基本情報技術者試験は、IPA(情報処理推進機構)が実施する国家資格です。まずは他のIT資格との難易度比較や、試験の全体像を押さえておきましょう。
他資格(ITパスポート・CCNA・LPIC-1)との難易度比較
インフラ志望者がよく検討する主要資格との位置付けは以下の通りです。
| 資格名 | 難易度 | 主な対象・特徴 | 学習時間の目安 |
| ITパスポート | ★☆☆☆☆ | IT全般の基礎知識(非IT層向け入門) | 30〜50時間 |
| 基本情報技術者 | ★★☆☆☆ | IT全般(プログラミング・構造・経営等)の広範知識 | 150〜200時間 |
| LPIC-1 | ★★☆☆☆ | Linux OS・サーバー運用の専門知識 | 80〜120時間 |
| CCNA | ★★☆☆☆ | ネットワーク機器・ルータ・スイッチの専門知識 | 150〜200時間 |
インフラエンジニアに関連する資格全体の位置付けや全体像を確認したい方は、インフラエンジニアのおすすめ資格一覧も参考にしてみてください。

💡「基本情報」と「CCNA」はどっちが難しい?
レベル感で言うと、基本情報技術者とCCNAはどちらも「ITスキル標準レベル2相当」で難易度はほぼ同等です。ただし、問われる知識の性質が大きく異なります。
- 基本情報技術者:『広く浅く』型プログラミング、アルゴリズム、データベース、セキュリティ、プロジェクト管理など、IT業界全般の基礎体力を網羅的に問われます。
- CCNA / LPIC-1:『特定分野の深掘り』型ネットワークやLinuxといったインフラ特定分野を深く掘り下げ、機器の設定コマンドや構成理解が問われます。
試験形式(科目A・科目B)とCBT方式の特徴
現在は通年でいつでも最寄りの試験会場で受験できる「CBT方式(パソコン回答)」になっています。
- 科目A(90分 / 60問): 選択式。IT用語、テクノロジ、マネジメント、ストラテジの知識を問う。
- 科目B(100分 / 20問): 長文・思考式。アルゴリズム・疑似言語(16問)と情報セキュリティ(4問)で構成。
科目Aと科目Bは同日に連続して受験し、両方で6割(600点以上)を取る必要があります。
未経験者が挫折しやすい「科目B(アルゴリズム)」の壁
未経験者が最もつまずきやすいのが、科目Bに出題される「アルゴリズム(疑似言語)」です。
単なる丸暗記ではなく、「このプログラムを実行したとき、変数Xの中身はどう変化するか?」といった処理の流れを手で追う(トレースする)思考力が求められます。
ここを苦手意識で放置してしまうと合格が遠のくため、適切な対策が必要です。
💡 独学に不安を感じたら
「アルゴリズムやプログラミングの考え方がさっぱり分からない…」と感じる方は、独学で悩み続けるよりも、科目Bに特化したオンライン講座やスクールの無料体験を活用してみるのが近道です。
【未経験向け】合格に必要な学習時間の目安とスケジュール
📌 【結論】基本情報技術者の合格に必要な学習時間
- 完全未経験者: 150〜200時間(1日2時間で約2.5〜3ヶ月)
- IT基礎知識あり(ITパスポート保持者等): 80〜120時間(約1〜1.5ヶ月)
合格に必要な学習時間は「150〜200時間」
知識ゼロの未経験から挑戦する場合、150〜200時間が合格の目安となります。
- 平日:1.5〜2時間(通勤時間+帰宅後)
- 休日:3〜4時間(机に向かって問題演習・トレース練習)
このスケジュールを継続できれば、約2.5ヶ月〜3ヶ月で一発合格を目指せます。
挫折しないフェーズ別時間配分(科目A:4割 / 科目B:6割)
新制度の基本情報試験において、時間配分の黄金比は以下の通りです。
- 科目A対策(用語・知識インプット):4割(約60時間)
- 科目B対策(アルゴリズム・セキュリティ):6割(約90〜100時間)
知識問題である科目Aは「Web問題集をスキマ時間に回す」ことで効率よく得点源にできます。浮いた時間をすべて科目Bのアルゴリズムトレース演習に投入するのが、未経験一発合格の最大のコツです。
【独学】基本情報技術者試験に一発合格する3ステップ・ロードマップ
未経験から独学で合格を掴み取るための具体的な3ステップを開設します。
STEP 1:おすすめ参考書・動画講座で全体像を理解(目安:40時間)
まずはIT用語や概念の全体像を頭に入れます。分厚い文章だけの教科書よりも、図解が豊富な参考書や動画を使うのが挫折しないコツです。
「文字ばかりの参考書だと頭に入らない…」という未経験者に一番選ばれているのがこの1冊です。全編イラスト・マンガ解説なので、辞書代わりに手元に置いておくだけで学習の挫折率がぐっと下がりますよ。
「分厚い参考書の文字ばかり追っているとどうしても眠くなる…」「文字だけだと抽象的なイメージが掴みにくい」という方は、動画で学べるUdemyのWeb講座を併用するのが一番の近道です。
プロの講師がスライドや図解を使って分かりやすく解説してくれるため、動画を倍速で流し見するだけでも、IT全般の基礎概念が驚くほどスムーズに頭に入ってきますよ。

STEP 2:「過去問道場」で科目Aを徹底演習(目安:60時間)
全体像を掴んだら、受験生の神サイト「基本情報技術者 過去問道場」を活用します。
過去問演習を繰り返し、科目Aの正答率80%以上を安定して取れるまで回しましょう。解説をしっかり読み、「なぜその選択肢になるのか」を理解しながら進めることが重要です。
スキマ時間はWebサイト「過去問道場」を使い、週末に机に向かって本番と同じ時間配分で模試を解くなら紙の過去問集が一番効率的です。丁寧な解説付きで直前対策までこれ1冊でカバーできます。
STEP 3:科目B(疑似言語・トレース)集中トレーニング(目安:60時間)
最後にして最大の難所が科目B対策です。科目Bは過去問の蓄積が少ないため、過去問道場だけに頼らず、科目B専用の問題集を活用するのが確実に点数を伸ばすテクニックです。
- おすすめ対策本: 『情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]予想+過去問題集』
問題を見たら、必ず紙とペンを用意し、変数の動きを表に書き出す「トレース作業」を行ってください。頭の中だけで解こうとせず、手と目を動かしてプログラムの処理フローを追う癖をつけることで、本番でも確実に出題意図が見えるようになります。
新制度の基本情報で落とし穴になるのが「過去問だけではカバーしきれない科目B(アルゴリズム)」です。独学で合格した受験者の多くが『この本だけは買って正解だった』と口を揃える神テキストなので、合格確率を上げたい方は必ず手元に用意しておきましょう。
【現役視点】インフラエンジニアに基本情報は必要?実務で役立つ2つの理由
「インフラエンジニア(サーバーやネットワーク担当)なら、基本情報は受けずにCCNAやLPICだけで十分じゃないの?」と迷う方も多いでしょう。
しかし、長年現場でインフラチームを率いてきた経験から断言すると、基本情報で得る基礎知識はインフラエンジニアにとっても絶大なメリットがあります。
アプリ担当者やネットワーク担当者との会話が圧倒的にスムーズになる
インフラ構築や運用の現場では、自チームだけで仕事が完結することはまずありません。「システムが遅い」「通信エラーが出る」といった障害やトラブルが発生した際、必ずアプリケーション開発チームやネットワーク担当者と協議を行います。
基本情報の学習を通じて、データ構造、SQL(データベース)、通信プロトコル、プログラミングの背景知識が頭に入っていると、開発担当者が何に困っているのかを即座に理解できます。
「技術の文脈がわかる=対等に会話・議論ができる」ため、無駄なトラブルを回避し、現場での信頼を一気に高めることができます。
リーダーやマネージャー陣と「用語の壁」なく対話できる
基本情報技術者試験の出題範囲には、IT技術(テクノロジ)だけでなく、プロジェクトマネジメント、ITサービスマネジメント、財務・法務・経営戦略(ストラテジ)といった管理領域の知識も含まれます。
これは、将来チームリーダーやマネージャーへとキャリアアップする際にそのまま役立つ知識です。
上司や案件のマネージャー陣と打合せをする際にも、「用語や背景が理解できず話についていけない」という壁にぶつかることがなくなります。
【本音】CCNA・LPICとどちらを先に取るべき?
「基本情報」と「CCNA / LPIC」、どちらを優先すべきかはあなたの「目的と期限」によって決まります。
- じっくり腰を据えてITの土台を作るなら ➔『基本情報』から!
時間に余裕があり、まずはIT全般の基本用語や背景技術をしっかり押さえてから専門分野に入りたい場合、基本情報を先にとる方が結果としてその後の学習効率(CCNAやLPICの理解スピード)が上がります。 - すぐに実務で使いたい・直近の転職で即効性を狙うなら ➔『CCNA / LPIC』から!
「〇ヶ月以内にインフラエンジニアとして転職したい」「実務ですぐにサーバーやルータを触る」という場合は、専門性が一目でアピールできるCCNAやLPICを優先した方が、目に見える成果や評価に繋がりやすいです。
即効性のあるサーバやネットワークの専門スキルを優先したい方は、以下のLPIC、CCNAの紹介記事もぜひチェックしてみてください。


独学に限界を感じた時の選択肢(スクール&転職支援)
基本情報は独学でも合格可能な試験ですが、特に「アルゴリズム(科目B)」で壁を感じる人は少なくありません。
アルゴリズムでつまずいた時の対策と「科目A免除制度」の活用
科目Bのプログラミング的思考で挫折しそうな場合は、無理に1人で抱え込まず、プログラミングスクールや通信講座を活用するのも賢い選択です。
特に注目の制度として、IPAが認定した講座を受講し修了試験に合格すると「本試験の科目A試験が1年間免除される制度(科目A免除制度)」が存在します。
この制度を活用すれば、事前試験で科目Aをパスした上で「本番当日は科目B(アルゴリズム)の対策だけに全集中できる」ため、独学で同時対策に苦戦している人にとって強力な抜け道(合格へのショートカット)となります。
勉強開始時から転職エージェントに登録しておくべき理由
未経験からインフラエンジニアへの転職を目指すなら、基本情報の学習を始めたタイミングでIT特化型の転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。
- 「ITの基礎を勉強中である」という意欲自体が評価される
- 合格目標日に合わせて、未経験歓迎の優良求人をタイムリーに紹介してもらえる
合格してから動き出すよりも、学習と並行して市場価値を確認しておく方が、無駄な空白期間を作らずスムーズにエンジニアデビューを果たせます。
独学での勉強法や未経験からの面接対策に不安がある方は、個別サポートが手厚い「ウズウズIT」の無料カウンセリングを活用してみるのが近道です。
強引な勧誘はなく、現在の悩みやキャリアの相談だけでも親身に乗ってもらえますよ。

まとめ:ITエンジニアとしての「一生モノの土台」を作ろう
基本情報技術者試験は、インフラエンジニアを目指す人にとっても「ITエンジニアとしての基礎体力とコミュニケーション能力を証明する最高の資格」です。
- 学習時間の目安: 未経験でも150〜200時間(2〜3ヶ月)で合格可能
- 合格の鍵: 科目Aは過去問道場、科目Bは専用問題集を使って手でトレースする練習を徹底
- 実務での価値: 開発担当者やマネージャー層との「共通言語」になり、将来のキャリアの幅が広がる
じっくりITの土台を固めたい方は、ぜひ1冊の参考書や過去問道場から最初の一歩を踏み出してみてください!
基本情報だけでなく、LPICやCCNA、AWSなど「どの順番で資格を取得していくのが最適か」ロードマップを知りたい方は、以下の記事もあわせて参考にしてください。








